千葉美央子(Chiba Mioko)
≪演奏研究≫
国立音楽大学(音楽教育専攻)卒業。
ルネサンス期のポリフォニー音楽と合唱・声楽曲を研究。
リコーダーやヴィオラ・ダ・ガンバの通奏低音で学内演奏会に多数出演。
卒業後は、桐朋学園大学古楽器科カレッジ・ディプロマコース
(チェンバロ専攻)にて研鑽を積む。
チェンバロ奏法、通奏低音を有田千代子氏に師事。
バロック期の演奏習慣にもとづく楽器奏法、アンサンブルの研究を行う。
音楽におけるジェンダー研究の第一人者小林緑氏の授業内にて、バロックから古典期の
女性音楽家にフォーカスした、レクチャーコンサートに連続出演。
これまでに松明堂音楽ホール古楽の森、ヘンデル・フェスティバル・ジャパン、ミュージック・メディア・アーツ尚美ヘンデル演奏会、リコーダー発表会、
民間バロック合唱団などに通奏低音奏者として出演した。
2012年 バロック音楽とキーボード奏法を主な研究内容とする
「音楽教室 WORKS MUSIC(ワークス・ミュージック)」開業。
定期的に音楽発表会を主宰している。
≪音楽教育・音楽療法≫
国立音楽大学音楽教育専攻卒業。
世界メソッド(コダーイ、リトミック、オルフなど)を学ぶ中、
ノードフ・ロビンズ音楽療法の現場実践に学生スタッフとして関わる。
即興音楽が「他者に働きかける」在り方に感銘を受ける。
卒業後、リトミックおよび即興ピアノ、作・編曲を馬淵明彦氏に師事。
2011年、都内精神科病院にて作業療法科に助手として勤務。
統合失調症および認知症病棟で音楽療法(機能回復訓練)を担当。
音楽はいかに自己の内側を支え、生きる人々を支えるかを
テーマに多彩な現場で教育・臨床実践にあたる。
現在は都立高校に非常勤講師として勤務。